2025-03

スパイス

マーラブ

ブラックチェリーの木からとれる小さなベージュ色の種がマーラブで、トルコや中近東ではパンやペストリーに使われています。比較的柔らかく、これだけを口に含むと、香ばしい口当りと苦みを含んだすっぱさがあります。なかなか手に入りませんが、中近東の食品...
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ポメグラネート ざくろ

南西アジア原産の落葉樹で日本でもおなじみ。熱帯および亜熱帯全域で栽もされています。光沢のある葉と、美しいオレンジレッドの花と、ベージュから赤みがかった大きな実が特徴です。味は甘いもの、日ずっぱいもの、すっぱいものなど種類によって異なりますが...
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わさび

日本にしかない植物で、山の清流沿いに育ち、鼻につんとくる独特の香りと、刺激的でさわやかな味が特徴です。 生の根の茶褐色の皮を洗い、薄緑色の中身を細かくすりおろして使います。刺身に欠かせないものであるのは日本人ならば誰でもご存じですね。おろし...
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マスタード

マスタードは、古くから使われているスパイスで、用途も非常に多岐にわたります。ワインを作る際、グレープマスト(無酵素のブドウ果汁)に加えて使われており、ラテン語で「燃えるマスト」を意味する"mustum ardens"からその名が生まれました...
スパイス

クローブ(チョウジ)

経済的にも重要なスパイスであり、インドネシアのマルク諸島原産の常緑低木です。クローブはそのつぼみを乾燥させたものを利用します。最も古い記録は古代中国の文献に見られ、この頃、宮廷の廷臣や役人たちは、皇帝に話しかける際、口臭を消すためにクローブ...
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アサフェティダ

アサフェティダ(ヒング)ってどんなスパイス?「アサフェティダ」って聞いたことありますか?インド料理が好きな人やスパイス好きの間では「ヒング(Hing)」という名前の方がなじみがあるかもしれません。このスパイス、実は“においが強烈!”で有名な...
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カルダモン

カルダモンとは?カルダモンは、世界で最も古いスパイスのひとつであり、サフランやバニラに次いで3番目に高価とされる香り高いスパイスです。インドでは紀元前から珍重され、長い歴史を持っています。隊商ルートを経てヨーロッパにも伝わり、古代ローマやギ...
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ゼドアリー(ガジュツ)

ゼドアリー(ガジュツ)とは?ゼドアリー(ガジュツ)は、ターメリックの仲間で、インドやインドネシアが原産のスパイスです。古くから薬や香水の原料として使われ、中国では皇帝が通る道にゼドアリーの粉がまかれるほど珍重されていました。現在では東南アジ...
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レモングラス

レモングラスとは?レモングラスは、東南アジアを中心に広く栽培されているハーブで、ススキのような細長い葉と、根元が少しふっくらとした特徴的な形をしています。葉をちぎって軽く揉むと、フレッシュなレモンのような爽やかな香りが広がります。東南アジア...
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チリ

チリ(トウガラシ)とは?チリ(トウガラシ)は、世界中の料理に欠かせないスパイスのひとつです。大小さまざまな種類があり、辛さや風味も多彩。原産地は中央アメリカ、南アメリカ、西インド諸島とされ、古くから人々の食生活に取り入れられてきました。コロ...