チャイ

フード

「チャイ」は元々「お茶」を意味する言葉で、広東語の「チャ(茶)」が語源とされています。中国語の「茶(chá)」に由来し、ロシア語、ペルシア語、トルコ語などでも「チャイ」と呼ばれています。

インド発祥とされるチャイは、ユーラシア大陸の広い地域で親しまれており、特にインド式の甘く煮出したミルクティーを指すことが一般的です。世界的には、茶葉に香辛料を加えた「マサーラー・チャイ(マサラ・チャイ)」として知られています。

インドや東南アジアのチャイ文化
インドや東南アジアでは、チャイは庶民的な飲み物で、日常的に飲まれています。作り方の基本は、

紅茶を煮出す
ミルクを加えてさらに煮込む
砂糖で甘さを調整する
特に赤道近辺の地域では、甘めのチャイが好まれる傾向があります。
インドでは植民地時代に紅茶が大量に生産されましたが、高品質のものはイギリスへ輸出され、地元では品質が低い紅茶を使うことが一般的でした。そこで、ミルクやスパイスを加えて美味しく飲む工夫が生まれ、現在のチャイのスタイルが確立されたと考えられています。

また、インドやマレーシアでは、ミルクティーにカルダモンやクローブなどの香辛料を加える飲み方が一般的です。

私のチャイのレシピ
私が作るチャイは、マレーシアのムスリムのご家庭で教わったものです。ベースはアッサムのミルクティーで、グリーンカルダモンとクローブを加えて、ゆっくり煮込んで作ります。

ポイントは、カルダモンとクローブを軽く砕いてから煮込むこと。そうすることで、スパイスの香りがしっかりと引き出され、心地よいアジアンテイストのチャイになります。

手軽に作れて、異国の雰囲気を感じられる一杯です。ぜひお試しください!

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