コリアンダー

スパイス


コリアンダーの魅力

コリアンダーはセリ科に属する一年草です。乾燥させた種・果実・葉は香辛料「コリアンダー」として利用され、一方で新鮮な葉は「パクチー」と呼ばれています。古来より、スパイスや薬用、肉の保存、さらには酒造りにも使われてきました。

コリアンダーは、消化促進や食欲増進の効果があるといわれ、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄などの栄養素が豊富です。そのため、美肌作りにもぴったりとされ、駆風、抗菌、鎮静などさまざまな効果も期待できます。

当店では、コリアンダーの種(シード)をパウダーにしてカレーに加えています。一方、生のパクチーは、場合によっては「カメムシ草」と呼ばれ、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。実は私自身、この業界に入る前は全く口にすることがなかったのですが、セロリに似た風味があると感じ、慣れてくると他の食材やドレッシングと合わせることで違和感なく楽しめるようになりました。むしろ、パクチーがなければ寂しいという方の気持ちも理解できます。

地元のスーパーではパクチーの他、栽培用の種も販売されており、外国の方だけでなく、日本人にも人気が高まっています。

私の料理では、カレー全般にコリアンダーをスパイスとして使用しています。また、カオマンガイやグリーンカレー、ソーメンなどにトッピングとしてパクチーを加えることで、料理全体の香りと風味を引き立てています。

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