アサフェティダ

スパイス

アサフェティダ(ヒング)ってどんなスパイス?

「アサフェティダ」って聞いたことありますか?
インド料理が好きな人やスパイス好きの間では「ヒング(Hing)」という名前の方がなじみがあるかもしれません。

このスパイス、実は“においが強烈!”で有名なんです。ちょっと苦手…という人もいれば、インドでは料理に欠かせないスパイスとして大活躍。今回はそんなクセ者スパイス「アサフェティダ」の魅力に迫ってみましょう。


アサフェティダってなに?

アサフェティダは「ジャイアントフェンネル」と呼ばれる植物の根っこから取れる、乳白色の樹脂が原料。この樹脂が空気に触れると固まり、茶色く変色していきます。それを粉末にしたり、小さく加工してスパイスとして使うんですね。

名前の由来はちょっと面白くて、
「アサ」はペルシャ語で“樹脂”、「フェティダ」はラテン語で“臭い”を意味します。まさに「におう樹脂」…(笑)


香りと味わい

そのまま嗅ぐと、「えっ!?」と思うほど強いにおいがします。ニンニクのピクルスをさらに濃縮したような、ちょっとクセのある香り。
でもここがポイント!油で炒めると香りがまろやかになり、まるで炒めタマネギのような甘く深い香ばしさに変化します。

この“変身ぶり”が、料理人やスパイス好きにはたまらないんです。


どうやって使うの?

使い方はとっても簡単。
インドでは豆料理や野菜炒め、カレー、スープにほんの少し加えるだけ。香りの強いスパイスなので、ほんの“ひとつまみ”で十分です。

おすすめの使い方:

  • 油を熱して、アサフェティダを少量入れる(テンパリング)
  • そこにクミンやマスタードシードなど他のスパイスを加える
  • 香りが立ったところで、豆や野菜を投入!

この使い方ひとつで、インドの家庭料理のような香りと味わいになります。


薬としてのパワーもすごい!

アサフェティダは古くから薬としても重宝されてきました。
消化を助けたり、お腹のガスを減らす作用があるとされ、インドの伝統医学アーユルヴェーダでもよく使われています。

昔のヨーロッパではヒステリーを抑える鎮静剤としても使われたんだとか…!
なんだかミステリアスなスパイスですね。


スパイス好きなら一度は使ってみたい!

アサフェティダは少量で香りも効果も十分なので、スパイス初心者にもおすすめです。
ただし、保管は密閉容器でしっかりと!香りが強いので、開けっ放しにするとキッチンが全部ヒングの香りになっちゃいます(笑)


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